里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

シュンギクの抜き取り収穫

数日前からシュンギクの抜き取り収穫を始めました。
今年は天候が悪く例年より半月ほども遅れての種播きとなりました。
例年なら他の軟弱野菜に先駆けて播くのですが、今年は同日播きです。

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したがって、収穫も遅れるのは当然。それでも10月が総じて好天だったため生育は順調です。

シュンギクには抜き取り栽培と摘み取り栽培があります。我が家ではまず抜き取り収穫をした後、摘み取り収穫に移行し少しでも長く穫るようにしています。
バラ播きし、発芽揃い時に1回目の間引き、本葉2、3枚頃に2回目の間引きをして株間7、8㎝にしました。
品種は中葉春菊。
本来の抜き取り栽培なら株張り型の品種を選択し何回か種を播きます。しかし、メインは摘み取り栽培なので側枝(わき芽)の伸びやすい品種を用います。
かつて、シュンギクはパイプハウスで摘み取り栽培を行い冬期間長く収穫していました。
しかし、老朽化したパイプハウスを解体したことから冬期間穫るのは困難です。そこで、少々変則ながらこのようなやり方をするようになりました。
3回目の間引きを抜き取り収穫と考えれば分かりやすいかもしれません。
ハウスの場合は育苗し株間30㎝くらいに植え付け、側枝(わき芽)の摘み取りを繰り返して子、孫、ひ孫と収穫します。
露地では孫茎を穫るのもなかなか難しい。まして種播きが遅れた今年は子茎までと割り切っています。
株間15~20㎝を目安に抜き取り収穫を進めます。
抜き取りは草丈が20㎝くらいになってからが穫り頃ですが、それだとたちまち伸びて混んできます。
一度には穫れないので草丈が15、6㎝になった頃から穫り始めます。
この辺りは間もなく20㎝になりそうです。

この株を穫ってみます。

冒頭の写真が穫った株です。
抜き取りとは言っても、実際には抜き取らず鋏で地際からちょん切ります。
引き抜くよりもちょん切った方が汚れず周りにも影響しません。
穫った跡。

結構な大きさになっていました。

別のこの株を穫ってみます。

穫りました。

穫り跡です。

この辺りは10株ほど抜き取り収穫した後です。

かなりの株数があるので一通り抜き取り収穫をした後、間隔が狭いところをさらに抜き取りします。
10株ほどでこの程度。

思ったよりボリュームがありました。これからさらにボリュームが出てくるでしょう。
草丈20㎝を越えてきたら間もなく摘み取り収穫に移行します。
意外に生育が進んでいるので抜き取り収穫を急ぐ必要があるようです。

秋ホウレンソウは生育が進み早くも穫り始める

ホウレンソウは秋から春まで何回か播きます。最初の種播きは10月1日。

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かつては秋の彼岸頃に播いていましたが、近年は暖冬で生育が進む傾向にあることから少しずつ遅らせてきました。
しかし、今年は9月の天候が悪かったため何となく遅れないようにという気持ちになりました。
種播き時までは悪天候も、その後は一転して好天日が続きました。
バラ播きで、基本間引きはしないので薄播きにしていますが、発芽は良好。
生育も極めて順調でした。

想定を上回るスピードで生育しました。
すでに穫り頃になっている株が多い。

1ヶ月半くらいでの収穫開始を想定していたので1週間は早まりました。
夏ホウレンソウ並みの生育と言っても良さそうです。

品種はサカタのタネの「クロノス」。
ホウレンソウの品種は数多い。何を選んだら良いか迷ってしまうほどです。
この品種は葉色が濃く葉肉が厚いのが一番の特徴です。
ベと病の抵抗性も持っており作りやすいので、近年はこの品種を主に作っています。
今年も全て「クロノス」です。
但し、作る時期によって生育期間も姿もかなり変化します。
厳寒期を経過する作型では生育期間が今の2倍から3倍、葉も波打ちボコボコしてきます。
現在の葉は素直で滑らか。

短期間で生育したためこの品種としては葉色が明るく、葉肉もやや薄い。
「クロノス」本来の特徴が出てくるのはもう少し気温が下がってから。それだけ生育が早まったと言えそうです。
この辺りは少し遅れ気味ですが、このくらいが想定範囲。

あまり一斉に育ちすぎると穫り遅れてしまうので多少バラつくのはむしろ歓迎です。
これが2回目に播いたメインの冬ホウレンソウ。

10月16日の種播き。
灌水はしましたが、好天で発芽、生育とも極めて良好。

収穫開始の目安は12月半ばで、1月にかけて穫ります。
こちらも想定より進んでいる気配です。少しスピードダウンしてほしい感じがします。
これが3回目に播いたホウレンソウ。

10月末の種播き。
ポツポツ発芽してきました。
収穫の目安は1月後半から2月に掛けて。
さらに、もう一度4回目の種播きを予定しています。
冬季のホウレンソウは種播きが遅くなるほど収穫までの期間が長くなります。10日の違いが1ヶ月、1ヶ月の違いが3ヶ月違うことも珍しくありません。
これが助っ人が穫り、我が家の分と置いていったホウレンソウ。

十分なボリュームになりました。
これからホウレンソウは6月まで秋、冬、春と長期の連続収穫が目標です。

タマネギを植え付けるも苗が大不調で半分を購入

タマネギの苗を植え付けました。
黒マルチを掛け畝の準備は出来ています。

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我が家では例年11月第1半旬、大概11月3~5日に植え付けることにしており、今年もそうなりました。
これはタマネギの越冬時の生育程度が玉の肥大やトウ立ちに影響するからで、植え付け時期と苗の大きさは重要です。
地域によっても違い、畑の条件やマルチの有無でも適期は変わってきます。
当然、天候にも左右されるわけですが、これは予測不能なのでこれまでの経験値で我が家の種播きと植え付け時期を決めているわけです。
ところが、何と肝心の苗が大不調。
雨続きで思うような耕耘が出来ず、例年とは違った苗床を作り種を播きました。

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直後に大雨に見舞われたものの発芽はまずまずでした。
しかし、その後次第に生育不良のものが目立ち始め、自然に消えてしまうものが出てきました。
幾つか対応を試みましたが、原因が分からないので有効な手立てが見つからないまま時が過ぎてしまいました。土の浸透性が悪く水が抜けきれなかったのかもしれません。
これがメインでタキイ種苗の中晩生種「ネオアース」。

この品種に出会ってからはほぼこの品種一本です。苗はこれでもいいところ。
パイプハウスを解体して以降、露地で昔ながらの育苗を続けており、近年はイマイチの苗になることが多くなってはいました。
ごく一部だけ端境対策に昨年試してまずまずだった(株)トーホクの早生種「ネオポロン颯(はやて)」。

1割程度植えるつもりでしたが、これだけしかありません。
右が「ネオアース」、左が「ネオポロン颯(はやて)」。

例年の1/3くらいもなさそうです。
ざっと数えると小さなものまで植えたとしても半分程度しか埋まりません。
あとは苗を購入するしかありません。今まで一度も苗を買った経験はないものの出回っているのは分かっていました。
3カ所ほど見て、馴染みの農業資材店から購入することにしました。
たまたまここにだけ「ネオアース」がありました。
72穴セルトレイ入りを3トレイ購入。

大小あるものの極端なものはないので大丈夫そうです。

216本で税込み2,544円。この程度ならしょうがない感じでしょうか。
必要本数は昨年並の450本ほどです。半分近くが購入苗になりました。
助っ人の手伝いがあります。購入苗分を植えてもらいました。

セル苗なので殆ど萎れずピンとしています。
小生は自家苗を植えます。
マルチ穴に棒を使って植え穴を開けます。

根が深く入るよう差し込みます。
早生種の「ネオポロン颯(はやて)」は予定の半分24本のみ。

あとは「ネオアース」210本ほど。

こちらは植付け後の苗はぐったりです。
これはいつものことで気にしないものの例年なら除く小さな苗もあります。
残った苗は取っておきますが、小さな苗ばかりです。
右が購入のセル苗、左が自家苗。

活着するまでには何日か掛かかります。下葉は多少枯れても芯が立っていれば問題ないはず。何はともあれ植え付け終了です。

今日は雨模様なのでタイミングは良かったかもしれません。
育苗がまずく苗を購入するという不本意なスタートとなりましたが、しっかり育つよう管理したい。

早生ハクサイをようやく穫り始めるも全般に小玉

ようやく早生ハクサイを穫り始めました。
品種は(株)トーホクの「郷秋60日」。
台風が来襲しそうだというので駆け込みで種を播き、その後も雨続きで無理を承知の追肥土寄せ。

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それでも、何とかそれなりの姿になっています。

ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)対策に不織布を長くべた掛けしているため、もともと収穫が遅れるのは承知です。
品種名通りなら種播き後60日を目安に穫り始めとなるものの70日までは想定範囲。
しかし、すでに80日。10日は遅れていることになります。
株の大きさも結球の進み具合もバラツキが大きい。

この1株は大きくなっていますが、両側は欠株。

元々の欠株もありますが、この株の両側は半結球のまま半月ほど前に穫ってしまいました。
雨続きの後、急に晴れ上がり気温が高くなって腐敗(軟腐病)し始めたためです。勿体ないので利用しました。その後、腐敗は出ていません。
この辺りは冠水したところ。

まだ半結球で大分遅れています。チャボ玉で終わってしまう株もありそう。
一斉収穫になるのも困るので結球進度の多少のバラツキはむしろ歓迎ながら、小さくて終わるのは面白くありません。
例年早生種でも完全結球し3㎏クラスが出ますが、今年はとても無理。
昔は10月早々から穫ったこともあります。今はリスクを取る気は毛頭ありません。
手で触り確認し結球の進んだものから収穫します。

ほぼ完全結球しているこの株を穫ってみます。

姿形は良好です。

これは中晩生種のハクサイで(株)トーホクの「郷秋80日」。

こちらが  「郷秋85日」。

大株になり過ぎないよう株間を狭くしています。まずまずの生育と言ったところでしょうか。
冬囲いにもするので12月半ばに八分結球になれば十分ですが、例年よりは少し遅れています。
この辺りは大雨で冠水したところ。

かなり挽回した株もありますが、全て結球までいけるかどうか。
収穫した早生ハクサイを調製しました。

2.3㎏ほどでした。早生ハクサイとしてはほぼ標準と言ったところでしょうか。
切ってみます。

黄芯系ハクサイらしい綺麗な黄色になっています。
ぎっしりとした完全結球までにはあと若干ですが、十分です。
作付けを減らし、出来もイマイチながら家族郎党に不足することはないでしょう。
消費は減っても当地方の秋冬野菜の象徴がハクサイなのは変わらないようです。

墨彩画「鳴子峡」

画仙紙 半切1/3

今、紅葉真っ盛りと言ったところが多くなってきました。
様々なサイトで紅葉ランキングなるものが出ています。
当県では殆どのサイトでトップにランキングされているのが鳴子峡。
県北西部に位置する大崎市鳴子温泉の大谷川が刻んだ大峡谷です。
例年文化の日あたりをピークに見事な紅葉に染まります。正に今日がその文化の日です。
先週末からの休祝日は激しいラッシュになっていることでしょう。
もちろん小生も何度か行っています。近年では7、8年前の盛りを過ぎた頃の平日に行っていますが、それでも近くの駐車場は一杯です。
遊歩道をゆっくり散策すれば一番ながら大概の方は駐車場周辺から眺めるのが一般的。
絵になるのは国道が峡谷を渡るアーチ橋をレストハウス側の展望台から望むのが定番です。アーチ橋が紅葉の引き立て役になっているわけです。
逆にアーチ橋でJRのトンネルから列車が出てくるところを撮影しようとする方も多い。
ところで、水墨で紅葉を表現することは至難です。
晩秋から冬そして春先くらいまでは季節を感じさせる表現が可能ですが、深緑と紅葉を描き分けるテクニックは小生にはありません。
風景を墨彩で描くことは殆どないのですが、今回描いてみることにしました。色付けは顔彩を用いています。
鳴子峡紅葉の定番スポットです。稚拙な描写はご愛敬と言うことで。

検索すると、鳴子峡の投稿記事がありました。

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性能の悪いスマホからの投稿記事なので写真の写りはよくありませんが。