里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年越しを前に~お歳徳神と輪通しの飾り付け等々

大晦日にやることは盛り沢山です。まずは神棚を掃除し、飾り付けを新しくします。古いものはごく一部のお札を除き取り外しました。神棚から下ろした古い飾りなどは裏山にある山の神様の小さなほこらに納めるのが昔からの習わしです。これはお幣束(へいそく、…

年越しを前に~輪通しとしめ縄を作る

かつて父が健在の頃、年越しの様々な準備は、すべてを大晦日に朝早くから一日かけ手分けして行ったものでした。しかし、父亡き後は前もって進めておくようになりました。簡素化したものもあります。まずは輪通しづくり。輪通しは、しめ縄を簡素化したものと…

シュンギクはもう少し頑張る

9月18日に播いたシュンギクは抜き取り収穫から始めて収穫期間はほぼ2ヵ月になります。特に摘み取り栽培に移行して側枝の最盛期になってからのここ1ヵ月ほどは沢山収穫しました(側枝最盛期のシュンギク)。 さすがに、ここに来て冷え込みが厳しくなり伸…

蕪を水墨画で描く

本画仙 色紙 蕪を水墨画で描きました。 今収穫しているのは小カブですが、それより少し大きめの蕪をイメージしてみました。これまでも蕪は描いていますが、何度描いても難しい。複数個の方が構図のバランスはとりやすいけれど、今回は敢えて1個だけの蕪を描…

今、小カブが旨い

冬になると、色んな野菜が寒さから身を守るため体に糖分を蓄えます。小カブもその一つ。冷え込みが厳しくなり、甘味、旨味が増し、一層おいしくなります。 品種は、昔ながらの「耐病ひかり」。実に長く、ほとんどこの品種ばかり作っています。他の品種も作っ…

干し柿づくり'19~ころ柿が仕上がる

干し柿は、干し始めから約5週間。いわゆるころ柿が仕上がりました。 1週間ほど前、直接空気にさらされないように干し柿を吊したまま寄せ、紙袋で覆いました。簡易な方法ですが、ある程度の空間を保ちつつ、あまり硬くならないようにして白粉を吹かせるため…

ポインセチアを水墨画で描く

本画仙 色紙 ポインセチアを水墨画で描きました。 今日はクリスマス、昨日はイブでした。クリスマスといっても、我が家では格別なこともなく普通の日常です。そこで何かクリスマスらしい絵でもということで描いてみました。クリスマスの花と言えば、やはりポ…

大根と人参の冬囲いをする

大根の冬囲いをしました。 ダイコンは今年は3回に播いていて、最後に播いたのが9月8日。品種はすべて耐病総太り。台風19号の大雨で畝間は大分えぐられましたが、今ではちょっと見では分らないくらいになりました。12月に入り一時かなり冷え込みました…

白菜の冬囲いをする

いよいよ厳冬期を迎えるので、白菜を囲いました。 囲い用の白菜の品種は、トーホク種苗の中晩生種「郷秋80日」。 昨年は、久しぶりに「金将2号」を播きましたが、今年は今主流の黄芯系の品種に戻しました。播種期は早生種より2週間遅らせて8月27日に…

南瓜を水墨画で描く

本画仙 色紙 南瓜を水墨画で描きました。 今多く作られている南瓜は、昔の南瓜と違って外観的にはあまり特徴がありません。変化をつけるため、一つは半分に切った南瓜にしました。モチーフは緑の深い黒皮系の九重栗カボチャ。腰高でハート形と言われますが、…

冬至カボチャはまだ大丈夫

今年の冬至は12月22日です。当地方では、冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われて「冬至かぼちゃ」を食べる風習があります。この風習は全国的なものなのかよく分りませんが、私が幼少の頃に我が家で冬至にカボチャを食べた記憶はないのです。甚…

イチジク「蓬莱柿」を剪定する

イチジク「蓬莱柿(ほうらいし)」の剪定をしました。 今年のイチジクは熟さない実が沢山残され、盛り上がらないまま終了しました。収穫がようやく10月下旬から始まったので当然なのですが、くたびれもうけの感じです。葉はしばらく前にすっかり落ちまし…

干し柿づくり'19~贈答品をつくる

干し柿を贈答用にパッケージしました。 今年は干し柿の進み具合が早まっています。 白粉が吹いているものも出てきました。 例年、少々遠方の親戚、知人には宅配で干し柿を送っています。我が家と助っ人分合わせ10戸くらいになります。この時期の相手方の定…

干し柿づくり'19~あんぽ柿からころ柿へ

干し柿は、干し始めから約4週間。 先週から今週にかけては少し気温が高いですが、それまでは気温が低く、空気が乾燥したため、順調に仕上がっています。 柿の表面はきれいな飴色になり、乾きが進み、しわも深くなってきました。昨年よりほぼ1週間くらい早…

震災復興成った女川を訪ねる

東日本大震災からの復興が進んだ宮城県牡鹿郡女川町を訪ねました。東日本大震災から8年9カ月。復興の情報は未だ続いていますが、女川町からも「復興成った」という喜ばしいニュースがありました。この度、震災後初めて女川を訪れることができました。今年、…

万年青(オモト)を墨彩画で年賀状用に描く

本画仙 色紙 万年青(オモト)を墨彩画で描きました。 万年青は、以前にも墨彩画で描いていますが、今回は年賀状用に描いてみました。 今年は台風19号の災害などがあり、あまり有り難くない年でした。万年青の名は、常に葉が青いことからきているらしく、…

大きな栗の木の下で万年青が

大きな栗の木の下で(どこかで聞いたことがあるような)、万年青が赤い実を着け始めました。 万年青と書いてオモト。ここに群生しています。 以前にも書きましたが、ここに万年青があることに気づいたのはいつ頃だったか、記憶が定かではありません。少し注…

「あまいキャベツあまみさき」は確かに大玉で甘い

これは秋キャベツの「あまいキャベツあまみさき」。今年初めて作ったトーホク種苗の品種です。7月13日播種、8月11日定植で、10月半ばから穫り始めたので、2ヵ月ほどになります。まだ結構残っています。大玉なので収穫がなかなかはかどりません。 結…

存在感一番「古木のザクロ」を剪定する

我が家の庭で一番の存在感を示しているのが、この「古木のザクロ」。 完全に落葉したので剪定をしました。我が家の庭には、最初に植えられたと思われる古木が何種かあります。このザクロもその一つで、樹齢は100数十年と推測しています。 近年、気に掛け…

干し柿づくり'19~あんぽ柿完成間近

干し柿は、干し始めから約3週間。 今年は、気温が低く、空気が乾燥しているため、干し柿の出来上りが早まっています。 ここまでくれば、ほぼ安心です。暖かい日が続くと、乾燥が進まず、かびの発生を心配しないといけません。何年か前、異常に暖かい日が続…

切りわらと木炭を使った土作り

なす、ピーマン、さといも、カボチャなど夏から秋にかけて作物を作った畑は収穫が終わり、すべて片付けました。そこで、来年に向け、土づくりをしておきます。この辺りでは、昔はこの作業を「霜打ち」と言っていました。「霜打ち」という言葉を知っているの…

ラッキョウの追肥土寄せをする

ラッキョウの追肥と土寄せをしました。 周りの木の落葉がいっぱいです。 植え付けが9月18日と、例年よりかなり遅れてしまったラッキョウ。止めようかとも思いましたが、母が残したラッキョウなので絶やすのも忍びないと植付けました。意外に発芽揃いも良…

菜花(アスパラ菜)を墨彩画で描く

本画仙 色紙 ナバナ類の一種、アスパラ菜を墨彩画で描きました。 アスパラ菜といっても馴染みのない方は多いと思います。菜花(ナバナ)でも知らない方は多いかもしれません。でも、菜の花はほとんどの方が知っていることでしょう。 菜の花というのもかなり…

アスパラ菜の収穫ペースが早い

アスパラ菜は、収穫が例年より進んでいます。 台風19号ではかなり傷めつけられました。大雨で水が溜まって抜けなかったところにはベト病と思われる斑点が出て外葉の枯れが目立ちますが、すでに2ヵ月収穫が続いています。親から出るわき芽(子茎)の収穫は…

シュンギク摘み取り栽培は側枝の収穫最盛

今、シュンギクは側枝の収穫最盛期になっています。 9月18日に播いたシュンギクは抜き取り収穫をしながら株間を広げ、11月上旬からは摘み取り栽培に移行して親茎の収穫はほぼ終わりました。 台風19号で水浸しになりましたが、シュンギクへの影響は意…

茎立ち菜の追肥土寄せをする

冬越しに向け、茎立ち菜の追肥と土寄せをしました。 言い方に、いつも苦慮してしまうのですが、菜の花、ナバナ、茎立ち菜、とう立ち菜。類似の表現ですが、ここでは、ナバナ類の一つとして、これから冬越しし、春先にトウが立ってきたものを収穫する野菜と言…

干し柿づくり'19~玉回しと揉み(芯切り)

干し柿は、干し始めから約2週間。 今年は、ここまで干し柿には最適の気象条件です。気温の低い日が多く、雨がほとんど降らず乾燥しています。しかも、大玉が少ないため、昨年よりかなり乾燥が進んでいます。昨年は、気温が高く、大玉が多かったので、乾燥が…

サヤエンドウの冬越し防寒対策

サヤエンドウに冬越しのための防寒対策をしました。 大雨続きで種まきが例年より1週間以上遅れてしまったサヤエンドウですが、先日追肥と土寄せは済ませました。普通なら防寒対策も一緒に行うのですが、台風の前に肥料をやってしまったので、雨で流された可…

直播きのレタス類は健在

8月末に芽出しをして直播きしたレタス類は、台風19号で大分傷められましたが、未だ元気で、収穫が続いています。 こちらは大株になったサニーレタス。 間引きを兼ねながら10月末から収穫を始め、株間は30センチ余りになっていますが、畝をぎっしりと…

玉ねぎとジャガイモを水墨画で描く

本画仙 色紙 玉ねぎとジャガイモを水墨画で描きました。 あまり水墨画では扱われない題材です。現在貯蔵中の玉ねぎとジャガイモをモチーフにしました。 玉ねぎの品種はネオアースで、今一層色艶が良くなっています。茎の部分はすっかり乾燥して細くなり、根…