里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

喪中の年越し

我が家は、今年は喪中で正月を迎えます。先日、身内に不幸があったためで、四十九日の喪が明けるのは1月24日。絶対というわけではありませんが、古来、喪中に神事、慶事は避けるのが習わし。自身が喪中で正月を迎えるのは初めての経験です。小生、鎮守の…

2021年秋冬野菜を総括(作柄は良)

ハクサイやダイコンの冬囲いも終わり、今年の秋冬野菜は終盤へ。ここで今年の秋冬野菜を総括し、記録しておくことにしました。今年は8、9月は天候不順で雨が多く、種播きや植え付けなどやりにくい年でした。しかし、10月以降は総じて好天、気温も高く経…

干し柿づくり'21~白粉吹き始め

干し柿に白粉が吹き始めました。干し柿は、干し始めから約6週間経ちました。今年は、乾燥の進みが遅れたもののあんぽ柿は10日ほど前に完成。贈答も終わりました。例年、白粉を吹かせてから贈答にする助っ人も、今年は終わらせたようです。横吊りにしてい…

カブを水墨画で描く

本画仙 色紙 カブを水墨画で描きました。今、小カブが実に旨い。冷え込みが厳しくなってくると、甘味と旨味が増してきます。寒さへの防衛反応で体内に糖分を蓄えるからです。旨味成分も濃縮されるのでしょう。カブはこの時期になると描きたくなる題材で、こ…

今、小カブが旨い

今、小カブが一段と美味しくなっています。今年は気温の高い日が多いですが、12月も下旬となって寒波も襲来。さすがに冷え込んできました。こうなると小カブは一層甘味と旨味が増します。冬野菜は寒さから身を守るため、一様に体内に糖分を蓄えます。小カ…

年越しを控え鎮守の神社を清掃

間もなく年越し。例年のごとく鎮守の神社の掃除を行いました。年末にコツコツと一人で掃除をするのが恒例になっています。集落だけの小さな神社で、小生が講中の代表を仰せつかっています。専任の宮司はいません。小生も氏子になっている神社の宮司に担って…

クリスマスローズを水墨画で描く

本画仙 色紙 クリスマスローズを水墨画で描きました。今日はクリスマス。当然のことながら昨日はイブ。近年は何ら変わりのない日常の一日として過ぎ去ります。せめてもの気分で、画を描いてみます。クリスマスでイメージする花はダントツにポインセチア。ポ…

ダイコンとニンジンの冬囲いをする

ダイコンとニンジンの冬囲いをしました。今年はダイコンは2回に播いています。1回目は8月21日、2回目が9月1日。品種は何れもタキイ種苗の「耐病総太り」。2回目に播いたダイコンが囲い用です。今年は作付けを減らしたので、2回目の一部は消費され…

干し柿づくり'21~干し柿を贈答にする

干し柿を贈答にしました。例年の贈答にする干し柿の姿から見ると、今年は少し若い。しかし、干し始めてからここまでの日数は、むしろ多くかかっています。干し上がりが遅れていることが分ります。この時期、干し柿を贈答にするのは、殆ど年中行事化していま…

冬至カボチャを辛うじて確保

今日は冬至。何とか冬至カボチャを確保できました。冬至にカボチャを食べるのは当地方の昔からの風習。冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われています。しかし、幼少の頃に我が家で冬至カボチャを食べたという記憶はありません。何時から食べるよ…

干し柿づくり'21~あんぽ柿の出来上り

あんぽ柿がようやく出来上がりました。干し柿は、干し始めてから1ヵ月余り。想定より数日から1週間ほど遅れています。今年は気温が高く、雨も適度に降っており、乾燥するのに条件はよくありません。前半はまずまずの乾燥の進み具合でしたが、その後の乾き…

ハクサイの冬囲いをする

ハクサイの冬囲いをしました。8月24日に直播きしたもの。品種は、トーホク種苗の中晩生種「郷秋85日」。初めのうちは生育に大分バラツキがあったものの、もう殆ど分りません。8、9月は天候が安定しませんでしたが、その後は好天で生育が進みました。…

秋の原木シイタケはイマイチのまま終了か

我が家のすき焼きの具はシイタケがキーです。今秋、11月10日頃からようやく穫れるようになった原木シイタケ。今年の秋子はあまり穫れないままで終了となりそうです。今年伏せ込んだばかりの原木からも出始めたので期待していたところでした。その後、週…

ナバナ「寒咲花菜」は側枝の収穫盛りになる

ナバナ類の一種「寒咲花菜」。9月早々に直播きしたもの。葉がいっぱいに広がっています。主枝から出るわき芽(側枝)が収穫盛りとなってきました。今年の「寒咲花菜」の収穫は11月半ばからと、例年より早くから始まりました。スーパーなどで菜の花として…

ブロッコリーは側花蕾を盛んに穫るもやや不満

ブロッコリーは側花蕾を盛んに穫っています。ブロッコリーは2回に作付けしています。1回目は種播きが7月12日、植付けが8月11日。2回目は種播きが8月3日、植付けが8月26日。品種は何れも「緑嶺」。ブロッコリーの収穫は10月半ばから始まり、…

シュンギク摘み取り栽培に不織布を掛ける

シュンギクが旺盛に生育しています。今、側枝(わき芽)を盛んに穫っているところ。品種は茎が立ち、摘み取り栽培に向く「中葉春菊」。10月半ばから抜き取り収穫を開始、10月末から摘み取り栽培に移行しました。11月中に主枝(親茎)の摘み取りはほぼ…

アスパラ菜の孫茎を穫る

アスパラ菜は孫茎の収穫が盛りです。9月早々に直播きし、10月10日前から親茎の収穫を開始。11月初めからはわき芽(子茎)の収穫が始まりました。分りやすく子茎と言っていますが、一般的には1次側枝と言うようです。11月が子茎の収穫最盛期でアス…

秋冬ホウレンソウは4回に播いて連続収穫

秋から冬にかけてのホウレンソウは4回に播いています。何れもバラ播きです。今収穫しているのは1回目と2回目に播いたホウレンソウ。1回目に播いたのは9月16日。品種はサカタのタネのクロノス。11月早々から穫り始め、ほぼ終わっていますが、やや不…

修復終えた庚申碑や念仏句供養碑の記録

修復を終えた古碑群について、改めて記録に留めます。ここは集落の中心からは外れ、幹線道路からも遠い場所にあります。そのため、今では住民が目にすることは殆どないのが現状です。昔、と言っても小生が生まれる遙か昔、百年以上前の話しになります。ここ…

庚申碑など古碑群の修復

我が集落内に庚申碑、念仏句供養碑などの古碑群があります。この度、この古碑群の修復を終えました。色々と確認する作業に時間を要し、かつ仏事が入ったため記録が遅くなってしまいました。少々長くなるので、二日にわたり記すことにします。まずは修復のあ…

菊の水墨画を故人に捧ぐ

画仙紙 半切1/3 拙い画ながら故人に捧げます。故人は享年百歳の天寿を全うしました。幾多の荒波を乗り越えてきたと推察しますが、満足できる人生だったのではないでしょうか。しかも、最期を迎える間近まで自分で心身をコントロールできたことは素晴らし…

「秋田温泉さとみ」泊し帰路「秋田ふるさと村」へ

一連の仏事を無事に終え、秋田市郊外の温泉に一泊しました。コロナ禍の中、多少躊躇しましたが、夜間長距離運転で帰宅するのを避けることに。ここ「秋田温泉さとみ」には何度か泊まっています。かつてはさとみ温泉と言っていました。昔からみると、大きくな…

仏事は滞りなく終了

一連の仏事は滞りなく終了しました。出棺は10時。火葬は11時の火入れ。希望の時間よりは少し遅れたものの、ほぼ想定した日程となりました。斎場は新しく立派です。お骨とともに会館に戻り、葬儀は2時から。そして3時に初七日から四十九日までの繰り上げ法要…

仏事を粛々と進める

仏事を粛々と進めています。この度は、コロナ禍のため身内だけで執り行うので小さな葬儀になります。関係者には事情を丁寧に説明し、理解を得ることにしました。会館は極めて快適。シティホテル並の宿泊設備で、不自由なく過ごせます。貸し切り状態で少人数…

一転秋田に留まることになる

秋田からとりあえず帰宅しようとして出発直前、再び身内の危篤の報あり。病院に急行するも、すでに亡くなっていました。落ち着いた状態と思っていたので分からないものです。一転秋田に留まることになりました。前日に面会できたのは幸いです。コロナ禍の中…

急遽秋田に来る

急遽秋田に来ています。身内の危篤の報を受け、東北自動車道から秋田自動車道を直行。病院で面会しました。何分99歳という高齢。2年ぶりの対面です。コロナ禍の中、施設や病院ではとりわけ県外者を厳しく制限しており、これまで面会が困難でした。残念ながら…

ヤブツバキがサザンカよりも早く咲く

ヤブツバキが盛んに咲いています。11月半ばから咲き出しました。この木が11月から、それも早いうちから咲くのは2年続けて。ポツポツ咲くのではなく、本格的に咲いています。年内に咲くことはそれほど珍しくありませんが、2年続けてこれほど早く咲くの…

サヤエンドウとソラマメの冬越し対策

サヤエンドウとソラマメの冬越し対策をしました。今秋は全般に気温が高く経過しましたが、最近はさすがに気温が下がっています。氷点下に達する日が出てきたので、防寒対策が必要になってきました。サヤエンドウは10月末の種播き。品種は蔓ありの赤花絹莢…

茎立ち菜の冬越しに向け追肥と土寄せ

茎立ち菜の冬越しに向けて追肥と土寄せをしました。茎立ち菜はナバナ類の一つ。とう立ち菜と同じです。我が家で作っている茎立ち菜は3種。10月19日に種播き、先日最終間引きをして1本立てにしました。ナバナ類には種々あります。広い意味ではアブラナ…

干し柿づくり'21~乾燥は概ね順調(揉みと玉回し)

干し柿は、燻蒸し干し始めて2週間。乾燥の進み具合はまずまずです。全般に気温が高めで適度に雨も降っているので、乾燥の条件としては余りよくありません。特に大玉の柿は小玉の柿に比べ乾燥しにくい。硫黄燻蒸しているとは言え、心配なのはカビの発生。今…