田んぼ
今年のイネは猛暑で成熟期が9月5日頃と平年より2週間以上早まりました。 しかし、秋雨前線の影響などで結局は例年と変わらない刈り取りとなりました。 kazmelon.hatenablog.com 一見したところ悪くなさそうに見えていましたが、何より懸念されたのは高温…
今年の我が家のイネは出穂期が7月28日、穂揃い期が7月30日と過去2年と全くの同日。 さらに成熟期も同じく9月5日頃。平年より2週間は早まりました。 何時刈り取っても良い状態になっていました。 尋常な猛暑ではなかったので経験則が働かないものの…
イネが急速に色付き、田んぼの水を全て落としてから10日余り経ちました。この時すでに平年より10日は早まっていると記しました。イネの出穂期は約半数の穂が出た時となっています。我が家では3年連続同日で過去最速の7月28日。穂揃い期も3年同日の…
イネの穂は急速に色付いてきました。 田んぼの水は全て落としました。 我が家のイネは3年連続で同日の出穂。最速で7月中に穂が出揃う異例の状況となりました。 すでにこの時点で例年より数日から1週間早まっていたことになります。 その後も一貫して気温…
今年のイネの生育は例年よりも大幅に進んでいます。 我が家の今年のイネの出穂期は7月28日、穂揃い期は7月30日と3年連続で同日となりました。 例年に比べるとこの時点で数日から1週間早まっていたことになります。 現時点で10日くらい早まっている…
猛暑日が1週間以上続くという当地では考えられない異常天候の中、我が家のイネは穂が出揃いました。事前に予想した通りになっていますが、連日の猛暑を考えるとさらに早まる可能性もあると思っていました。結果的にそれほど極端とはなりませんでした。出穂…
参議院選挙は与党の完敗に終わり、小泉農水大臣の随意契約による備蓄米放出効果も水泡に帰したようです。しからば今年のイネはどうなっているでしょう。我が家のイネは6月から7月上旬まで天候異変としか言いようのない猛暑で生育は非常に進んでいます。中…
今年のイネは、田植え後2ヵ月余り経過しました。1ヶ月余り前に禁じ手「随意契約による備蓄米放出」、そして「コメ高値の本質」について記しています。その後の動きについて見るとほぼ想定したようになっていると思われます。大きな動きは小生がこれまで繰…
田植えをしてほぼ1ヵ月、田んぼの畦や土手の雑草の刈り払いをしつつイネの生育を観察しています。昨日は「随意契約による備蓄米放出」について一考を記しました。長文になってしまったので、改めてコメ高値の本質について再考してみたいと思います。これま…
田植え後、ほぼ1ヵ月。今の主なる作業と言えば雑草の刈り払いです。当地では専ら草刈り。作業をしながら毎日のように報道されている「随意契約による備蓄米放出」が正なのかを考えてみました。小生、日中はテレビを見る余裕はないためこの度の随意契約によ…
今年の田植えも無事終了しました。晴天ながらやや風が強く田植え日和とは言えなかったものの今日は終日雨模様なので1日前倒しは正解だったようです。心配なのは機械のトラブルでしたが特に問題なく順調に終えることが出来ました。助っ人達が集まってくれる…
田植えに向けて準備を進めています。我が家のような小規模生産者は田植えは一時で済みますが、準備の方にずっと時間を要します。まずは元肥を散布し、ローリー耕耘をします。天候を見ながら2週間ほど前に済ませました。秋起こしの時にヒコバエが伸び過ぎ、…
田んぼの仕事も次第に多くなってきましたが、今年悪戦苦闘しているのが水路の掃除。幹線道路の側溝や法面などは本来自治体の管理下にあるものです。しかし、田舎では集落が共同作業で清掃や刈り払いを行います。そして、日常の管理は近くの田んぼの所有者が…
前日から行ってきた種籾の種子消毒は24時間で処理完了です。古ビニールの覆いを外します。そのままだと薬液が滴るので、引き上げてしばしそのまま置き薬液を切ります。使用書ではすぐ水漬けを開始して良いことになっていますが、我が家ではこの後、数時間…
コメ作りのスタートを実感するのが種籾の準備に取り掛かる時でしょうか。僅かばかりのコメ作りながら多少の緊張感が伴います。それは苗作りに失敗は許されないからです。水稲の育苗は準備の期間が長く、野菜のように簡単には播き直しが効きません。これが購…
春の彼岸ともなれば、田んぼの方もそろそろ動き出します。水稲育苗ハウスにビニール掛けをしました。我が家の育苗ハウスは40年以上にはなりますが、正確な年数は不明なほどの年代物です。近隣でもこのような旧式のパイプハウスは見かけなくなりました。但…
今年また「米の食味ランキング」が発表されました。関係者が一喜一憂する姿が恒例となっています。 発表しているのは一般財団法人日本穀物検定協会と言うところ。小生は6年前、そして昨年も同時期に同様の記事を投稿していました。今更同様のことを記しても…
田んぼに関わる作業は実に地味なものが多い。冬場には土手や水路の補修を行っています。但し、今年は立春になってから再三の寒波襲来で気温が低く作業は一挙には出来ず遅れました。自然災害があれば当然のことながら補修する箇所は多くなります。その最たる…
昨日、コメの高値について投稿しましたが、若干追記したいと思います。 kazmelon.hatenablog.com コメの流通は食管制度の時代からは大きく変わってしまったので一概に比較は出来ないのですが、ウィキペディアで調べてみると50年前1975年の精米10㎏当…
過日、日経新聞のトップにコメ民間輸入拡大の記事が載りました。しかも2万tと言うレベルは少々ショッキングなものでした。それ以前にコメ高騰がなかなか収まらないと政府は備蓄米の放出に踏み切ることを発表しました。昨秋、2024年産米が出荷されれば…
昔、数棟あったパイプハウスは老朽化し10年余り前までに全て解体。集約して1棟だけ水稲の育苗ハウスにしています。それも資材は50年以上にもなろうかという年代物なので育苗期間以外はビニールを剥ぎ災害リスクを回避しています。今やこのような旧式の…
我が家では必須の作業となっているのが稲刈り終了後のわら集めです。しばらく経ってしまいましたが、秋起こしと併せここに記します。今年は稲刈り後もしばしば雨が降り乾かず全ての作業が遅れました。ヒコバエがすっかり伸びてしまいました。西南暖地ではご…
今年のコメは高温障害が心配でしたが品質良好でした。収量はまずまず。ほぼ平年並と言ったところ。穂の数は確保できたもののはじめの頃は小振りの印象。その後次第によく見えてきました。そもそも肥料を多くして多収を狙うような作り方はしていないので平年…
今年の稲刈りは思ったより遅れましたが、無事終わりました。今年の我が家のイネは約半数の穂が出た出穂期が7月28日、9割の穂が出た穂揃い期が7月30日。昨年と全く同じ。さらに、その後の気温経過も昨年と同様で異常な高温。成熟が2週間は早まり、9…
今年の我が家のイネは約半数の穂が出た出穂期が7月28日、9割の穂が出た穂揃い期が7月30日。昨年と全く同じで過去最速でした。間もなく40日が経過します。一段と黄ばんできました。未だ暑いとは言え、さすがに朝方は気温が下がるので露が上がってい…
イネの穂は一段と色付いてきました。田んぼは全て水を落としました。今年のイネは昨年と同様、7月中に穂が出揃いました。すでにその時点で例年より数日から1週間早まっています。その後、お盆中から天候は不安定でしばしば強い雷雨がありました。水口の入…
今年のイネの生育は平年より大幅に進んでいます。半数の穂が出る出穂期は7月28日、9割の穂が出る穂揃い期は7月30日と我が家の田んぼは昨年と全く同日となりました。2年続けてこれまでで最も早い。すでにこの時点で数日から1週間早まっています。8…
この度の豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。当地はことごとく雨雲がすり抜け大した雨は降っていません。異常な高温が続く中、イネは早くも出穂期を迎えました。10日ほど前にイネの出穂は昨年に近いと予想しましたが、我が家の出穂期はこ…
今年のイネの生育は進んでいます。順調に中干しを終えてから2週間ほど経過しました。当地は空梅雨で、中干し中は殆ど雨が降らず、何年ぶりかで中干しらしい中干しが出来ました。この田んぼは中干しで出来た亀裂が未だ残っているのが分かります。さすがにそ…
今年のイネは、田植え後2ヵ月余り。6月25日までに中干しに入り、10日ほどで中干しは終了。数日前には再び水を入れ始めました。この田んぼは水を切ってから順調に乾きました。当地、中干し中は気温が高く殆ど雨が降りませんでした。一言で言えば季節外…