里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

野山

さらに繁殖してきたヤマユリとオニユリ

当集落の幹線道路側の山裾にヤマユリがさらに多くなっていました。この場所は昨年立木を伐採し、山裾を刈り払いしたところ。昨年既に10株余り見ていました。今年はかなり繁殖したようです。以前から何株かあったのかもしれませんが、あまり道路からは見え…

春を告げる野草「福寿草」は僅かに遅め

当地で春を告げる野草と言えば福寿草。春先の天候と因果関係があるようで一つの指標になっています。例年なら3月早々にほぼ咲き揃います。暖冬の年なら2月中に咲き揃うこともあります。昨年は早く咲き出したものの2月末くらいから真冬の天気に逆戻り、咲…

オモトとヤブコウジの小群生は健在

我が家の畑の外れのクリの木の根元に万年青(オモト)が纏まって生えている所があります。気づいたのは大分前です。元々こんな所に生えているわけはないので鳥が種を運んだのだろうと推測しています。よほどこのクリの木が気に入ったものと見えます。普段は…

シイタケ原木用ナラの木の運び出し

寒風が強く日延べしていたシイタケ原木にするナラの木を運び出しました。これがナラの木。正確にはコナラ。シイタケの原木にするには、切った後3、4週間置いて玉切りするのが良いされています。しかし、この時期は大雪などに見舞われるリスクがあります。…

シイタケ原木用のナラの木を切る併せてクリの木も

シイタケの原木にするナラの木を切りました。併せてクリの木も少しあります。合わせても10本に満たない数なので大したことはないのですが、少々不便な場所です。それと、暖冬だった昨年と違い今冬の寒さは結構厳しい。長時間の作業は出来ません。木を切る…

暫くぶりにクヌギの林を歩き新たな発見

一昨日、小正月行事の鳥追いを早めに終え、その足で暫くぶりにクヌギの林を歩きました。年に一度は様子見に歩きたくなります。過日少し降った雪は痕跡も無くなっていました。出来ることなら夏の暑い時に日陰の林を歩けば避暑にもなりますが、時間的余裕があ…

雑草の刈り払い作業で出会う野草

7月中旬は水田周りの雑草を刈り払う時期です。田んぼの害虫対策もあって時期はかなり限定されます。毎年のことでイネの生育の具合で多少違いがあるものの数日前後するくらいのものです。刈り払い作業をしていると色んな植物に出会います。それを確認出来る…

春を告げる野草「福寿草」が咲くも

当地で春を告げる野草と言えば福寿草。例年、ほぼ咲き揃うのは3月早々です。早い年には2月中に咲き揃うこともあります。福寿草は春先の気候を表す格好の指標になっています。今年は2月20日前から咲き始めました。それまでは暖冬、20℃に達するバカ陽気…

クヌギの林を清々しい気分で歩く

暫くぶりで里山の林を歩きました。中まで入ってゆっくり歩くのはほぼ1年ぶり。夏の暑い時期、日陰の林を歩くのは気持ちがよいものですが、残念ながらその頃は余裕がありません。この時期は余裕はあるものの大雪になれば入れなくなります。今年は極端に雪が…

ヤブコウジの群生発見、オモトも健在

藪柑子(ヤブコウジ)は当地の野山にはごく普通に見られます。大概はこのように数株が生えていたり、単独で生えていることが多い。時に沢山自生するリュウノヒゲの群青の実とのコラボを見ることが出来ます。たまに群生とまではいかないまでも、まとまって生…

シイタケ原木にするナラの木を運び出す

前日切ったシイタケ原木にするナラの木を運び出しました。これがナラの木。正確にはコナラ。シイタケの原木には、切ってから3、4週間置いて玉切りするのが良いと言います。しかし、大雪などに見舞われると容易に運び出しが出来なくなってしまいます。リス…

ナラとクリの木を切る

我が家の山でナラとクリの木を切りました。全部で10本余りで大した数ではありません。ただ、今回は運び出しには少々不便な場所です。ナラの木はシイタケの原木にするもの、クリの木は補強材に使うものです。ナラは正確にはコナラ。この辺りにミズナラはな…

みちのくにも春の使者!福寿草が咲く

福寿草が咲いてきました。先月末から日当たりの良い庭の一部からポツポツ咲き始めました。ここ数日の暖かさで急速に咲いたようです。当地で春を告げる野草と言えば、やはり福寿草でしょう。例年だと3月早々にほぼ咲き揃うことが多い。早い年には2月中に咲…

タラノキ管理のための篠竹刈り

タラノキ管理のため、周りに生えている篠竹刈りをしました。春の代表的な山菜で「山菜の王様」と言われるのがタラの芽。タラの芽はタラノキから吹き出す新芽のことです。ここは元々何株か自生していたタラノキを手入れし、年数を掛けて自然に増殖させたもの…

里山の万年青と藪柑子

我が家の近くの里山には万年青(オモト)と藪柑子(ヤブコウジ)が小さいながら自然に群生化した所があります。この栗の木の下にあるのが万年青。落ち葉に覆われていたので少し払い、笹竹も切ってやりました。古来、万年青は縁起物とされます。数が少し増え…

久しぶりにクヌギの林を歩く

年が改まりここまで雪も降らず、好天が続いています。久しぶりにクヌギの林へ行ってみました。竹林を過ぎたところでクヌギの多い山に出ます。間もなくクヌギの大木が出迎えてくれます。ここは傾斜が緩いので山というよりは林と表現した方がしっくりきます。…

シイタケ原木用のナラの木を運び出す

伐採したシイタケ原木用のナラの木(コナラ)を運び出しました。これがナラの木。伐採したのはクリの木とナラの木で、玉切りまでの作業は終わらせています。シイタケ原木用には、伐採してから3、4週間置いてから玉切りするのが良いと言います。しかし、大…

クリとナラの木を伐採する

クリとナラの木を伐採しました。全部で10数本と僅かですが。補強に使う長い栗材を確保するのが一番の目的です。同時に杭用のクリの木とシイタケ原木用のナラの木を切ります。ナラは正確にはコナラ、この辺りにはミズナラはないのでナラと言えばコナラのこ…

雨に濡れる野草

今年の雑草の刈り払い作業は雨の中でもやっていました。田んぼの害虫対策もあって、時期が限定されるため、今年のような雨続きではしょうがありません。刈り払い作業をすると色んな野草に出会います。雨上がりの合間に少し撮っていました。何時も気にしなが…

咲き揃いの悪いやぶ椿だが大木が満開

咲き揃いの悪いやぶ椿ですが、今、一番大きな木が満開になっています。我が家の周囲にはやぶ椿が沢山自生しています。そもそも自生のやぶ椿は揃いがよくありません。今年は特にそれが目立つようです。そんな中、この木は比較的揃っています。我が家の作業場…

福寿草がようやく咲いてきた

福寿草がようやく咲いてきました。この辺りの春を告げる野草と言えば、やはり福寿草。その年の冬の様子が窺えるので、格好の指標になります。今年は近年では最も遅い。昨年は3月早々に、一昨年は2月末にはほぼ咲き揃いました。今年は1週間から10日くら…

タラノキの管理と篠竹採り

タラノキの管理と同時に篠竹(しのだけ)採りをしました。二日に跨がる作業となりました。春になるとタラノキから吹き出す新芽がタラの芽です。タラの芽は代表的な春の山菜で、山菜の王様とも言われます。もともと何株か自生していたタラノキを、毎年手入れ…

群生化した万年青はさらに殖えた様子

我が家の栗の大木の下に万年青(オモト)が小さいながら群生化しています。万年青は縁起物とされます。気になっていましたが、12月初め頃にチラッと見たきりでした。。例年なら年末年始に見に行くのですが、今年は喪中とあって放置していました。しばらく…

里山にヤブコウジとリュウノヒゲ

今の時期、里山では赤い実を付けたヤブコウジが楽しめます。群生とまでは言えないまでも、まとまって生えている所があります。この辺りが多いところ。ヤブコウジは小さい。赤い実を着けていなければ見逃される存在です。赤い実も1株に1、2個と言った程度…

椎茸原木用ナラの木を玉切りして運び出す

今朝起きたところ、津波警報、注意報が発令されているのを見て驚きました。悪夢が甦ります。何事もなく過ぎ去ってほしい。過日、伐採したナラとクリの木。今回は条件の悪い場所での伐採です。フジの蔓も一面に絡まっており、甚だやりにくい。伐採した後は玉…

苦戦したナラとクリの木の伐採

ナラとクリの木を伐採しましたが、苦戦しました。少々邪魔になっている木で、足場も悪いところです。寒さも厳しく、時折雪も降り、手が凍えて長時間はできません。当地はこの時期、西高東低の気圧配置で大雪になることはまずありません。ですが、今年は雪雲…

ヤブツバキがサザンカよりも早く咲く

ヤブツバキが盛んに咲いています。11月半ばから咲き出しました。この木が11月から、それも早いうちから咲くのは2年続けて。ポツポツ咲くのではなく、本格的に咲いています。年内に咲くことはそれほど珍しくありませんが、2年続けてこれほど早く咲くの…

里山の秋は萩とコスモス

里山の秋の花と言えば、萩とコスモス。萩はピークを過ぎました。今年は例年より少し早いようです。数日前が満開で見頃でした。県花がミヤギノハギなので、萩の花は県民に親しまれていると言えます。我が家の庭に萩は植えていません。全て自然に咲いている萩…

野にネジバナとナデシコ

田んぼの畦や土手にネジバナとナデシコが咲いています。ここは例年ネジバナが咲く場所。今年も無事咲いてくれました。大概、雑草の刈り払いの時期に咲きます。刈り払いの作業は1週間ほど前に終えました。この下が大きな土手になっており、一部が一昨年10…

自生のやぶ椿が咲き揃ってきた

自生のやぶ椿が咲き揃ってきました。我が家の周囲の里山にはやぶ椿が沢山自生しています。例年、自生のやぶ椿は咲き揃いがあまり良くありません。今年は比較的揃っている方です。厳冬だったものの2月以降は結構気温が高いことと関係あるでしょうか。それで…