里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

タマネギ早生種「錦毬」を穫り始めるも物足りず

タマネギの生育は順調で、期待できそうな姿になっています。種まきは9月4日、植え付けは11月3日。4条の黒マルチが3ベット、植え付け本数は前年とほぼ同じ470本ほどです。これはタキイ種苗の中晩生種「ネオアース」。メインは貯蔵です。近年この品…

水辺の山菜ワサビ、野ゼリ、クレソンを採る

かつて、この時期にはわさび漬けを心ゆくまで楽しみました。我が家の原木シイタケのほだ場にしている所にワサビが生えています。今月半ばから花が咲いてきました。これは沢ワサビを移植し畑ワサビにしようとしたもので、わずか定着しました。しかし、なかな…

水墨画「ラッパ水仙」

画仙紙半切 1/3 4月は方々でスイセンが花盛りです。いわゆる様々なラッパスイセンが競うように咲いています。我が家にも数種のラッパスイセンがあります。日本水仙のような小さい花の房咲きではなく、大柄で目立つ1花咲きが多い。しかし、ミニのラッパ…

ツバキ数種が短期間に次々と満開

藪ツバキと侘助ツバキが満開になったことを過日記しましたが、他のツバキ数種も短期間のうちに次々と満開になりました。4月半ばから満開のツバキが出始め、1週間ほど前がピークでした。例年はもう少しツバキの種類によって早晩がありますが、今年はかなり…

プール育苗'24~追肥し再び入水

プール育苗の苗は種播き後16日目となります。2日前に追肥を行いました。これはその時のもの。生育は順調。本葉2枚目がほぼ展開しました。入水開始時に1枚でしたから5日でほぼ1枚生長したことになります。追肥をする前に苗箱を反転しました。ハウスの…

原木シイタケは好調のうちに終盤へ

今年春の原木シイタケは好調です。4月早々からいわゆる春子が本格的に穫れ始め、たちまち盛りとなりました。3月末以降全般に気温が高く、適度に降雨もあり生長が進んだようです。自然栽培なので、作業するには邪魔になる雨もシイタケにとっては何より有り…

スイセンの種類が増えた

4月は花壇や庭先など至る所でスイセンが花盛りです。我が家では庭とも言えない所にスイセンが咲いています。先週がピークで今は盛りを過ぎました。早晩あるので2週間くらいの間に撮ってみました。庭にあるスイセンは母が生前植えたものですが、近年は助っ…

山菜の季節到来で王様タラの芽と女王コシアブラ

里山の春の恵みは山菜です。天然のもの栽培のもの多々ありますが、先駆けとなるのはコゴミ。今年は4月半ばから採れ始めました。それからほどなくタラの芽が採れ始めました。我が家で4月20日前から採れれば早い年です。今年は例年より1週間ほど早く、昨…

冬キャベツを終え春キャベツを収穫

数日前から春キャベツの収穫を始めました。暖冬だったため春キャベツは3月初めまでは例年よりかなり進んでいると見ていました。しかし、寒さのぶり返しでその後は生育が停滞ぎみになり、ほぼ例年並みの収穫開始となりました。キャベツは10月以降、秋キャ…

水墨画「かたくり」

本画仙 色紙 春の代表的な野草の一つ「かたくり」。昔は、我が家周辺の野山でもごく普通に見られました。しかし、何時の間にかすっかり姿を消してしまいました。我が家の庭には細々ながら数株あります。調子が良ければ僅かながら花を咲かせてくれます。その…

満開の藪ツバキと侘助ツバキを比べ違いを見る

今年、我が家の藪ツバキと侘助ツバキがほぼ同時に満開になる姿が見られました。我が家の周りには藪ツバキが沢山自生しています。同じ藪ツバキと言っても個体差が大きい。これはよく年内から咲いている藪ツバキです。今年もそうでした。甚だしい年は11月か…

プール育苗'24~入水を始める

プール育苗の種播きをして9日目です。順調に生育し、プールに入水を始めました。掛けていたシルバーポリトウを剥ぎます。その下に掛けていた不織布(ラブシート)を剥ぎます。シートが少し盛り上がっています。不織布越しからも緑が感じられます。急に強い…

サヤエンドウとソラマメの簡易な誘引

サヤエンドウに花が咲き始めました。ほぼ平年並ですが、この伸び具合、茂り具合をみると蔓ぼけ気味。蔓ぼけとはあまりに栄養生長が良すぎると花の咲くのが遅れ実(莢)の肥大が悪くなる現象です。この場所が昨年キュウリの跡地だったことが相当影響している…

満開の桜から蔵王連峰を望む

先週末、当県南部の白石川沿いにある「一目千本桜」を訪ねたので記録に留め置きます。週末は猛烈に混むのが分っており、そもそも今年は行くつもりがありませんでした。しかし、よく晴れ渡り蔵王連峰とのコラボが撮れるのではと言う誘惑に負け急遽出かけまし…

プール育苗'24~薬剤を灌注し覆土を補充

プール育苗の稲は種播きをして6日目になります。発芽が揃いました。ここで薬剤を灌注し、覆土を補充します。好天なので屋根には遮光シートを掛けておきます。まずシルバーポリトーを剥ぎます。シルバーポリトーはもう一度掛け直すのでハウスの両サイドに寄…

茎立ち菜3種が収穫最盛期

我が家で作っている茎立ち菜(とう立ち菜)は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種。何れも10月18日の種播き。「つぼみ菜」、「仙台雪菜」、「かき菜」の順に穫れ始めました。現在、全てわき芽の収穫になっており、揃って収穫最盛期と言えます。こ…

水墨画「土筆と蕗の薹」

本画仙 色紙 今、至る所に沢山の土筆(つくし)が出ています。如何にも可愛いその姿は里山の春の風物詩とも言えますが、その実体はスギナ。スギナは地下茎が発達しているため、その子供たる胞子茎の土筆が密生するほどに発生します。スギナとなればこれは雑…

菜類3種とリーフレタス2種の種を播く

菜類3種の種を播きました。すでに半月以上前に苦土石灰と化成肥料を帯状に散布しロータリー耕耘しています。過日播いたホウレンソウと同じような条件でごろ土が酷い状態です。種播き前に再度のローター耕耘は諦め、肥料を散布した中心位置に目印線を付けま…

春ホウレンソウは2回目の種播き併せて春ニンジンも

春ホウレンソウは2回目の種播きです。当地でも今頃になれば種播きの適期です。半月余り前に苦土石灰と化成肥料を帯状に散布しロータリー耕耘しています。しかし、水分が多いところを無理に行ったため、元々が粘土質なのでごろ土が酷い状態になりました。種…

見頃の春の花が増えてきた

我が家の庭も見頃の春の花が増えてきました。今年は暖冬で春の花も早くなるかと思って見ていましたが、2月下旬からの寒さのぶり返しが長く、結局は例年並と言ったところでしょうか。今、一番目立つのはレンギョウ。昨年は紅梅と満開がほぼ一緒でしたが、今…

プール育苗'24~種播き

プール育苗の種播きをしました。プール育苗を始めた当初は毎年多少の変更をしましたが、もう10数年基本的なことは変わりありません。前日までに苗箱はプールに並べてあります。種播き当日は早朝に準備を始めます。それは種籾の準備に多少の時間が必要だか…

プール育苗'24~種播き前日の苗箱並べと催芽

水稲の種播き前日の作業です。プールに苗箱を並べ、同時に種籾の催芽(芽出し)を行います。ハウスの屋根には遮光シートを掛け、換気をせずに気温を下げるようにしています。普通、苗箱を並べるのは種播きから覆土まで種播きの一連の作業を終わらせてから行…

菩提寺の新住職継職奉告法要

我が家の菩提寺は浄土真宗本願寺派のお寺さんです。こちらが通常の本堂。こちらが会堂。小生は準総代と言う役割を仰せつかっています。亡父の肩書きをそのまま引き継ぎすでに29年。昨日、新住職の継職奉告法要なる催しに出席且つ設営スタッフとしてお手伝い…

春ダイコンの種を播く

春ダイコンの種を播きました。すでに半月以上前には肥料を帯状に散布し耕耘、逆転ロータで畝立てし黒マルチを掛けています。但し、この場所は強粘土質で過湿気味のところを耕耘したため条件は良くありません。マルチの穴開けに愛用しているのがこの「穴あけ…

プール育苗'24~育苗箱に土入れ

水稲の育苗箱に土入れをしました。育苗は今年も例年どおりプール育苗です。今年はプールはすでに出来上がっています。年によって後先逆になることもありますが、どちらが先になっても作業に支障はありません。昔からみると箱数は大幅に減り1/3くらいにな…

プール育苗'24~プールを作る

プール育苗をするためのプールを作りました。プール育苗の基本は同じでもプールの作り方は様々。我が家のプールもオリジナルの部分が結構あります。すでにベットの整地を終え準備は整えています。プール作りは一人でも可能ですが、二人の組作業でやればより…

プール育苗'24~プール作りの準備

今年も水稲の苗作りの季節がやって来ました。昔からみると育苗する数も大幅に少なくなりましたが、失敗は許されないのでしっかりやりたいと思います。例年どおり育苗はプール育苗です。両親が亡くなりすでに20数年。その後も勤め人稼業との二足のわらじを…

原木シイタケの春子が穫れ始める

原木シイタケが穫れ始めました。いわゆる春子と言われるものです。今冬は暖かかったことから冬期間も僅かずつ小さいながら穫れていました。しかし、自然栽培のため気温が低いだけでなく全般に水不足で多くが生長できずにいました。3月になって原木シイタケ…

古木の紅梅がようやく満開

古木の紅梅が満開となりました。先週は少し白くなるようなみぞれが降るなど天候が安定せず、ようやく週末に満開になりました。ただ老木が故に花数は少なく少々寂しい満開です。昨年よりも少ないようです。この紅梅は隣の白梅とともに樹齢は100数十年、少…

水墨画「大根と人参」

本画仙 色紙 根菜の代表と言えば何と言っても大根と人参。一緒に水墨で描いてみました。当地では厳寒期に確実に利用できるよう土中に埋め込み冬囲いするのが一般的です。我が家で実際に掘り出すのは2、3月になることが多いのですが、やはり冬囲いは不可欠…