里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

酷暑に直播きしたレタス類は順調で間引きをする

9月になっても異常な高温が続く酷暑の中で直播きしたレタス類。サニーレタス、グリーンリーフレタス、玉レタスの3種。果たして、まともに生長できたのか。例年8月末に播くところ、さすがに今年は数日遅らせました。その後も高温は続き、レタス類にとって…

トマト連続摘芯栽培'23~再びオオタバコガで間もなく強制終了

今年のトマトは9月初めまで収穫は順調。出だしは最初の花房が本葉9枚から12枚とバラバラで、捻枝が2通りと変則になりました。しかし、その後は気温が高いこともあって進度が早く、おまけの基本枝やおまけの花房も着けました。9月初めには収穫も第8花…

4年ぶりに旧交を温める

昨日、かつての勤め人時代のOB達が集まりました。あいにくの雨降りでしたが、18名ほどの参加がありました。少数ながら気心の知れた方々ばかりです。OB会は県レベルで組織されており、その下に支部があります。その支部の総会でした。前回開催が2019年ですか…

今年の栗は成りはまずまずイガグリが大きい

今年の栗はまずまずの成りです。昨年、一昨年と豊作でしたから、それから見るとやや少なく平年並でしょうか。これがメインの栗の木で、中型の丹波系。樹齢は40年以上。放任したため大木になってしまいました。南傾斜になっているので畑まで転がってくるイ…

今年のイネは収量若干プラスで品質良好

今年のイネは昨年より収量は若干プラスで、一昨年とぽぼ同じでした。平年より僅かに良ですが、並の範疇です。穂が垂れてきた頃は手応えがイマイチでしたが、最後は悪くないように見えていました。豊作とまでは思っていなかったので、ほぼ想定した数値です。…

おやこささぎ~蔓ありサヤインゲンが僅かに復活

「おやこささぎ」は「おやこうこうささぎ」とも言われます。これは当地方の方言で、一言で言うと「丸莢の蔓ありサヤインゲン」のことです。さらに言うと「おやこ」あるいは「おやこうこう」だけで「丸莢の蔓ありサヤインゲン」です。ちなみに蔓なしサヤイン…

水墨画「白いリンドウ」

画仙紙 半切1/3 リンドウは当地の野山にも自生しており、昔は彼岸の墓参り用に探しに行ったものです。昨年、たまたま土手の刈り払い中に偶然見つけました。日当たりの悪いところで遅い時期です。自然のものは花数は少なく丈も短いので見逃してしまうこと…

ピーマンは収穫最盛続き支柱を最大限まで上げる

ピーマンは6月20日過ぎから穫り始めたのでほぼ3ヵ月。品種は「京みどり」。毎年心配になるエソ系ウイルスの発生はなく、収穫最盛が続いています。株による強弱は見られるものの気にするほどでもありません。枝が伸び通路に被さってきました。誘引は中央…

モロヘイヤはまだ穫れる

モロヘイヤは未だ元気で、よく穫れています。さすが高温性の作物。酷暑でも衰えることはありません。ナスの畝の端に5株の2条を2畝、計20株ほど直播きしたもの。少し欠株は出たもののまずまずの生育。今年は全て1本立てにしました。7月半ばから主枝を…

今年の花ミョウガは早く干天の影響あり

今年の秋ミョウガは8月下旬から穫れ始めました。全体的に例年より早まり、9月上旬がピークでした。しかし、まだ穫れています。穫るのは専ら助っ人ですが。ミョウガは4カ所にあり、自然に増殖しています。これは1カ所だけある夏ミョウガ。例年お盆頃がピ…

播き直しのハクサイと中晩生ハクサイの管理

壊滅した早生ハクサイの播き直しを試しています。壊滅したのはシンクイムシによるもの。正確にはハイマダラノメイガ。異常な高温による虫の発生とみられ、気付いた頃には時すでに遅し。初めての経験です、全て抜き取り処分。同じところを管理機で耕耘し播き…

今年の稲刈りは無事終了

今年の稲刈りは無事終了しました。今年のイネは田植え後から全般に好天、特に7、8月は異常な高温で成熟が2週間は早まりました。おそらくこれまでで最も早く、9月5日頃にはほぼ成熟期に達していたと思われます。しかし、今月2週目は一転雨続きで、当地…

秋冬ニンジンの生育は順調で間引きをする

秋から冬に穫る夏播きのニンジンは2回に播いています。いずれも簡単なバラ播きです。品種はトーホク種苗の「黒田5寸陽彩」。こちらが1回目に播いた秋ニンジン。種播きを失念しており、例年より10日以上遅い種播きとなりました。昨年間引きが遅れてしま…

水墨画「蔵王の御釜」

画仙紙 半切1/3 7月山形を訪れた帰路、絶好の条件で「蔵王の御釜」を見ることができました。当地方では蔵王は蔵王山(ざおうざん)と呼ばれることが多いのですが、蔵王山と言う単独峰はありません。北東の山形県側から南西の宮城県側に多くの峰々が連な…

遅穫りのカボチャは少ないながらも着果、整枝は軽く

遅穫りのカボチャは少ないながらも辛うじて着果しました。冬至カボチャにする貯蔵用です。品種はサカタのタネの「雪化粧」。7月1日に種播き。半分は古種で生育の悪い株があり、結局有効なのは数株でした。しかも、尋常でない炎天下では容易に実が留まらな…

ナバナ類「寒咲花菜」と「アスパラ菜」は少し遅めの種播き

ナバナ類2種、「寒咲花菜」と「アスパラ菜」の種播きをしました。例年から見ると数日から1週間の遅れです。今年はあまりにも気温が高いので、少し遅らせました。未だ30℃を越えています。通常なら「アスパラ菜」を先に播き、少し遅れて「寒咲花菜」を播き…

九重栗カボチャの3番果を完熟で纏めて穫る

完熟したカボチャの3番果を収穫しました。品種は九重栗EX。今年のカボチャの仕立て方は少々変則。親蔓と子蔓の2本仕立てと3本仕立ての組み合わせとなりました、したがって、開花は綺麗には揃わないので1週間くらいのずれがあります。1番果を着けた後、…

長ネギは遅れ気味ながら3回目の追肥と土寄せ

春播き長ネギの生育は少し遅れ気味です。品種はホワイトスター。2回目の追肥と土寄せをしてから1ヵ月ほど経ち、3回目の追肥と土寄せを行いました。8月は異常な高温と乾燥。高温が苦手なネギにとっては厳しい天候でした。昨年からみると伸びも太りも鈍い…

早生ハクサイが壊滅し播き直しを試す

早生ハクサイが壊滅しました。台風7号が来襲しそうだというので急遽種播きした早生ハクサイです。8月中はまずまずの生育かと思って見ていましたが、9月になって思わしくなくなりました。発芽は良く間引きをして2本立てになっており、間もなく1本立てに…

ナスは旺盛で支柱を最大限まで上げる

ナスは穫り始めて70日余り。生育は依然旺盛、収穫最盛が続いています。品種は中長なすの「くろべえ」。今年は異常な高温が続き枝は高く伸びています。再び通路が埋まってきました。仕立て方はごく普通の3本仕立て。切り戻し剪定も更新剪定も行っていませ…

水墨画「オクラ」

本画仙 色紙 オクラの原産地はアフリカ北東部と言われています。そもそもは多年草ながら、日本では越冬できないので一年草として扱われます。人の背丈を越すくらいに生長し、茎は次第に木化してきます。普通、店で売られているオクラは10~15㎝くらいの…

今年の干天はオクラの生長にも影響したか

当地、台風がらみの豪雨は免れて大事にならず過ぎ去りそうです。被災された皆様にはお見舞い申し上げます。今、オクラが盛んに穫れています。7月20日頃から穫り始め8月に入り最盛期に。これは5月17日に直播きしたもの。今年はやや密植程度にして栽培…

イネは成熟、雑草の刈り払いを急ぐ

今年の我が家のイネは約半数の穂が出た出穂期が7月28日、9割の穂が出た穂揃い期が7月30日。これまでの最速だったと思われます。すでにこの時点で平年よりほぼ1週間早い。それから約40日が経過し、成熟期を迎えています。通常、イネは出穂後45日…

タマネギ「ネオアース」の種を少し早めに播く

3日ほど前にタマネギの種播きをしました。少々遅れましたが、小生にとっては結構大事なことなのでここに記します。今年も品種はタキイ種苗の中晩生種「ネオアース」。僅かだけカネコ種苗の早生品種「錦毬(きんきゅう)」を試しに播いてみました。昔は2、…

ブロッコリーはわき芽の生長が早くガッチリと土寄せ

1回目に植えたブロッコリーに追肥し土寄せをしました。前日記した秋キャベツの土寄せの後、引き続き行ったもの。品種は「緑嶺」。植付けが8月8日なので間もなく1ヵ月と言ったところ。今年の苗は比較的しっかりした苗に仕上がりました。気温が異常に高く…

秋キャベツ2品種に追肥と土寄せ

秋キャベツに追肥と土寄せをしました。品種は、トーホク種苗の「あまいキャベツあまみさき」と「あまいキャベツ愛心(あいごころ)」。秋キャベツは8月7日の植付けで、間もなく1ヵ月といったところ。今年は苗が想定以上に大きくなりましたが、苗の仕上が…

酷暑にレタス類の直播きは成立するか

レタス類を直播きしました。玉レタス、グリーンリーフレタス、サニーレタスの3種。苗を育てるのが普通ながら小生はほぼ毎年直播きです。今年の酷暑の中ではリスク大で、ダメ元のような気分も少々。他の方には勧めしません。それでも、さすがに今年は例年より…

トマト連続摘芯栽培'23~好事魔多し大ショック

今年のトマトは囲わずとも害獣の侵入がなく、順調に収穫が続いてきました。近年は収穫期にネットで覆いをするのが常となっていたので、今年は管理が頗る楽です。すでに予定していた捻枝は終り、おまけの基本枝も捻枝。おまけの花房まで着けています。後作の…

夏秋キュウリは孫蔓勢い良し、誘引と摘葉摘果

夏秋キュウリは収穫開始から70日余り。品種は「OS交配ニーナ」。7月早々から最盛期となり、以来殆ど変わらず穫れ続けています。ただ、べと病と褐斑病がなかなか止まらず葉をかなり摘みました。成り疲れ症状が出てもやむを得ない状況かと思いました。しか…

墨彩画「グロリオサ」

画仙紙 半切1/3 グロリオサはしばしば画題に取り上げられます。原色に近い花の色で表現してみました。墨彩画でもいささかためらわれる強烈な色合いになったかもしれません。グロリオサの風貌は独特で、一つ一つの花をみれば炎を思わせる派手な姿です。し…