里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

奈良井宿を水墨画で描く

画仙紙 全紙2/5 信州の宿場を水墨画で描きました。数年前の墨画会に出品したもので、作品名は「奈良井宿」。 このたび小さな旅をしました。この画は、以前旅した時の風景を題材にしたもので、今回のとは関連ありませんが、旅繋がりでここに記録します。こ…

菅首相生誕地から紅葉の仙秋ラインへ

小さな旅。所用を済ませた後、秋田からの帰り道は秋田自動車道を南下、湯沢インターを降り、108号線で奥羽山脈越えです。湯沢市雄勝町の道の駅「おがち小町の郷」で一休み。当地は菅首相の生誕地で、祝賀ムード一色です。関連グッズやお菓子も沢山陳列されて…

千秋公園と秋田県立美術館を尋ねる

所用で秋田市に来ています。合間に千秋公園と秋田県立美術館を訪ねました。千秋公園は佐竹氏の居城久保田城趾を公園化したもの。街の中心部にあり、春は桜、秋は紅葉の名所にもなっています。勇壮な表門が再現されています。広々とした園内。この場所は本丸…

十和田湖から驚愕の三内丸山遺跡へ

小さな旅の二日目。紅葉の十和田湖畔を散策しました。ちょうど見頃のようです。湖と紅葉のマッチングは素晴らしく絵になります。ここのシンボル、高村光太郎作の「乙女の像」。十和田湖をあとにし、北上。鮮やか紅葉が沢山楽しめました。こちらは中野もみじ…

錦秋の奥入瀬を歩く

昨日、十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流沿いを散策しました。紅葉が見頃です。秋田へ所用があり、ついでに途中大きく迂回して、画の題材ストックの旅とはなりました。毎年一度少しだけ遠出をしていますが、今年は実行できていません。新型コロナ禍の中、かな…

新型コロナ禍の中で鎮守の神社秋の祭典を挙行

昨日、鎮守の神社の秋の祭典を挙行しました。新型コロナウイルス禍の中にあり、春の祭典は中止されました。秋の祭典の中止も検討されましたが、注意しつつ挙行すべしが総意でした。集落だけの小さな講中ながら、本社から御分霊を受け120年の歴史があります。…

元気なナスを強制終了する

ナスはまだ余力を残していますが、強制的に終了します。 今年のナスは勢いが良く、この時期まで旺盛な姿を保っているのはここ10年来記憶にありません。品種は渡辺採種場の中長なす「くろべい」、ごく一部「千両2号」。 収穫は6月20日頃から始まり、4…

山野草のホトトギスを水墨画で描く

本画仙 色紙 山野草のホトトギスを水墨画で描きました。 ホトトギスと言っても、野鳥のホトトギスを連想する方が多いのではないでしょうか。この辺りでも姿は見えなくても、「テッペンカケタカ」だったり「特許許可局」と鳴くホトトギスの声は時々聞きます。…

庭にダイモンジソウとホトトギス

庭のダイモンジソウが満開になっています。 ダイモンジソウは白い小さい花を健気に咲かせているので、好きな山野草です。 以前はもっと沢山ありましたが、かなり薄くなってしまいました。その原因は、この南側にあるコウヤマキが玄関が日陰になるほど高木に…

早生ハクサイを穫り始める

早生ハクサイの収穫を始めました。 品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。 今どきのハクサイは結球部が黄色の濃い黄芯系といわれる品種全盛ですが、この品種も同様です。8月15日に直播きしました。干天続きで欠株が出、何株か追い播きしています。生育が…

秋ダイコンと秋ニンジンを収穫する

3日ほど前から秋ダイコンの収穫を始めました。 穫り始めたのは1回目に播いたダイコンで、お盆のさなかに播いたもの。 品種は「耐病総太り」。 日数から言うともっと前から収穫できる見込みでしたが、生育が少し遅れました。やはり8月の干天、9月の天候不…

2020年のトマト連続摘芯栽培(株を観察する)

今年のトマトも終了となりました。芯止め時に予想したときよりは少し早まりました。 僅かに残っているのは、最後に捻枝した第4基本枝最後の花房で第10花房若しくはおまけに着けた花房です。カウントしていない第5基本枝の花房で第11花房に当たる花房が…

「あまいキャベツあまみさき」を穫り始める

秋キャベツの収穫を始めました。 品種はトーホク種苗の「あまいキャベツあまみさき」。 種播きが7月13日で植え付けは8月10日。7月の天候が悪く、育苗日数の割に小さいズングリ苗で、植え付け準備もドタバタの中の植え付けでした。植付け後は干天続き…

葡萄「巨峰」を水墨画で描く

本画仙 色紙 葡萄の「巨峰」を水墨画で描きました。 葡萄は果実類の中では最も多く水墨画で描かれているのではないでしょうか。それだけ画になる果物と言えるかもしれません。多くは枝から葉や蔓が伸び、実が垂れている画です。 我が家では葡萄を作っていま…

イチジク「蓬莱柿」を収穫する

イチジク「蓬莱柿」を収穫しました。1週間ほど前からポツポツと穫れ始め、ようやく少しまとまって穫れるようになりました。 このイチジクは植えて7年目。一昨年は結構穫れましたが、昨年は収穫始めが10月下旬からと遅く、あまり穫れずに終わりました。今…

今年の甘柿は遅れており不作

今年の甘柿は遅れており、且つ不作です。昨年も少し遅れましたが、成りはまずまずでした。一昨年が不作でしたから、隔年結果の順でいくと今年は裏年。正にその通りになっています。 我が家のメインの甘柿は、「五十匁(ごじゅうめ)」という種類です。「五十…

ナバナ類の先陣アスパラ菜を穫り始める

アスパラ菜を穫り始めました。 我が家ではナバナ類をいくつか作っていますが、最も早くから収穫できるのがこのアスパラ菜。8月末に直播きしました。 今年の秋野菜は9月の天候不良が影響し、全般的に生育が遅れています。このアスパラ菜の収穫は例年とあま…

キンモクセイを水墨画で描く

本画仙 色紙 キンモクセイを水墨画で描きました。 今、香りが溢れているキンモクセイも、完全に開ききっているので間もなく香りも静まることでしょう。 花一つ一つが非常に小さく、大木のため観察するのも難しいので、これまで画にするのを敬遠していました…

香りで感じる季節の到来

1週間ほど前から香りを感じ、今がピーク。キンモクセイの香りが溢れています。 今年のキンモクセイの開花は例年より若干遅いようです。気温が高いほど開花時期は遅くなるらしいですが、今年の気候との関係はどうなのでしょうか。 2、3日前に満開となり、…

トマト連続摘芯栽培'20~残りはほぼ1花房

トマト連続摘芯栽培も大詰めを迎えています。最後に捻枝した第4基本枝三つ目の花房の第10花房まで収穫が進んできました。残りはほぼ1花房となりました。ハクビシン対策に周りをネットで覆っているため保温効果があるとみえ、予想よりも収穫が進みました…

リーフレタスの間引き収穫

8月末に直播きしたリーフレタス。少々遅れた最終の間引きをしてから1週間あまり。たちまち株間が詰まってきました。 これはグリーンリーフレタス。 種播き時は高温期なので播く前に芽出しをしていますが、グリーンリーフレタスは芽出し率100%でした。 …

ピーマンの支柱を最上位に上げふところ枝も整理

ピーマンを誘引している支柱を最上位まで上げ、ふところ枝も整理しました。 ピーマンは6月末から収穫が始まり100日あまり、近年にない穫れ具合となっています。近年目立っていたモザイク症状は、今年は全く見られません。苗が良かったのか畑を変えたのが…

萩を水墨画で描く

本画仙 色紙 萩を水墨画で描きました。 仙台市の野草園を訪れ萩を楽しんできましたが、近隣の里山の萩は公園などの萩に比べて多少遅れているようです。北向きの萩は満開です。萩は大株になり、画にするのは骨が折れます。今回は枝先の萩の花と葉を水墨の濃淡…

野草園で萩を愛でる

仙台市の野草園で萩を楽しんできました。野草園を訪れるのは久しぶりです。例年シーズンに行われる萩祭り期間はすでに終了し、花のピークは過ぎていましたが、数が多いだけに花に早晩があり、十分に楽しめました。 ミヤギノハギは当県の県花に指定されており…

ナスの誘引(今年の勢いは近年で一番)

今年のナスの勢いは近年で一番良く、甚だ旺盛で少々戸惑っています。 収穫は6月20日頃から始まり、以来100日以上途切れることなく穫り続けています。成り疲れらしい時が一度もなく、このような姿はしばらくぶりです。 今年畑を変えたことが、奏功して…

タマネギ苗床の管理

タマネギは種播きをして間もなく1ヶ月(種播き時の記録)。品種はすべてタキイ種苗のネオアース1品種のみです。 ここまで不織布をトンネル状に掛けて育苗してきました。 最後まで不織布を掛けたままだとどうしても徒長してしまうので、ここで外します。 発…

イネ刈り後のわらを収集する

先日、イネ刈りが無事終わりました。その後に田んぼのわらを集めるのが我が家の恒例。 今やわらの収集はヘイベーラーを用いて大規模に行うのが当たり前の時代ですが、我が家のわら収集は運搬機を使い、ホークでコツコツと集める原始的な方法です。 大型のコ…

風に吹かれる秋桜を水墨画で描く

本画仙 色紙 風に吹かれるコスモスを水墨画で描きました。 これまでも秋になるとコスモスを繰り返し描いています。風に吹かれるコスモスは画になります。しかし、これを表現するのは容易ではありません。 綺麗に描こうとすると動きがなくなり、動きを出そう…

秋には欠かせぬコスモスの花

コスモスが盛んに咲いています。 秋の花と言えばコスモスは欠かせぬ花です。秋の花には数あれど、秋をイメージする花として老若男女にかかわらず常に上位に出てくる花でしょう。 秋の花とは言いながら真夏から咲いています。今は蕾から咲き終わったものまで…

直播きレタス類の間引き

8月末に直播きしたレタス類。 手が回らず放置していましたが、ようやく間引きをしました。 これはグリーンリーフレタス。 この辺りは寒冷地とはいっても高冷地ではないので、レタス類は真夏にはそのままでは気温が高すぎ発芽しません。播く前には必ず芽出し…