里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

原木シイタケの春子は豊作のうちに間もなく終了



4月早々から穫れ始めた原木シイタケは4月中下旬をピークに豊作のうちに間もなく終了です。
気温は一時低い時期があったものの総じて高く降雨も適度にあったことから自然栽培の原木シイタケにとって良い環境だったと思われます。
3月に榾場(ほだば)を整理した後、現在の全体の原木はこのような配置になっています。


右の列手前の空きスペースは今年稙菌した原木を本伏せする予定。次に植菌2年目の原木、その奥に植菌5年目の原木。
左の列手前が植菌3年目の原木、次に植菌4年目の原木、一番奥に植菌5年目の原木の一部。
右に僅か見えるのは番外で、7年目の原木を一部残したものと5年目の原木の一部。
品種は何れも日本農林種菌の「すその360」。
これが今年植菌2年目の原木。


本格収穫は二夏を越す今年の秋からです。それでも後半に結構出てきました。


収穫の間が少し開いたため少々大きくなり過ぎましたが、原木シイタケらしい姿になっています。


今年の秋はかなり期待できそうです。


これが今年植菌3年目になる原木。


4月中旬に重なるように発生し大豊作。想定を遙かに上回る穫れ具合となりました。
さすがに本当の終盤になっています。


それにしても出過ぎて原木の皮が剥げ傷み影響が懸念されます。
これまでのトータルで見ても穫れたシイタケの過半はこの原木になります。


相当に弱ったはずで今秋は期待できないかもしれません。
これが植菌4年目の原木。


春子は3年目の原木から少し遅れて安定して発生しました。


今でも結構良いものが出ています。
昨年秋はあまり出ないでしまったので力が温存されていたのかもしれません。
この程度に出てくれれば安心感があると感じました。


これが植菌5年目の原木。一番奥に2列に置いています。


沢山と言えないまでも後半よく出てきました。


太い原木が多く秋に向けてまだ余力があるように思いますがどうでしょう。
こちらは番外。


よく頑張っているものです。
メインの植菌3年目の原木は想定を遙かに上回る穫れ具合になり、他の原木も想定通りで近年の春子では一番の豊作となりました。
今回は穫るのが少し遅れてしまいましたが、原木シイタケらしいものが穫れました。


我が家でこれだけ取りあとは助っ人に。


生シイタケで消費しきれなければ乾燥するか冷凍するかです。
容易なのは冷凍シイタケですが、スペースが一杯になったようです。