里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

サヤエンドウとソラマメの簡易な支柱誘引法



サヤエンドウに数日前から花が咲き始めました。


当地では例年より1週間は早いようです。草丈も伸びてきました。


サヤエンドウの支柱は篠竹を利用した簡易な支柱です。里山には篠竹が沢山あるのでこれが簡易で便利です。
サヤエンドウを中心にして両側に3本の篠竹を立て2mくらいの高さで結束しています。


横にも篠竹を挟んで、生長するにしたがい上げていきます。
さらに丈が伸びてきたので2段目の横竹を挟みました。


横に挟む篠竹は縦支柱には使えなくなった古いものですが、これで十分持ちます。
篠竹は細くしなるため挟むのは容易です。
この横竹を挟むことによってサヤエンドウは倒れず、うまく誘引出来ます。
越冬後の生育は旺盛でやや蔓ぼけ気味かとも思いましたが、順調に花も咲いてきたので問題なさそう。
この場所は前作の肥料が残っている可能性が高いと判断し、追肥をしませんでした。
経験則から言うと生育旺盛な方が収穫は若干遅れても沢山穫れます。
それでも支柱から外れて、下部のわき芽が飛び出しているものがあります。


このようなわき芽は細く弱いので切ってしまいます。分枝は多いため不足することはありません。


今後、縦の支柱は徐々に狭くなるので上部の方はテープを張り支えることになります。
こちらはソラマメ。


花盛りで数段目が咲いているので、こちらも1週間は早い。
不織布をべた掛けしていた時に重い雪が降ったため茎に曲がりが生じています。
べた掛けをすると多かれ少なかれ曲がりは出るのはやむを得ません。
枝は弱いわき芽を除き7、8本に整理しました。
不織布を早めに剥いだ際、追肥と土寄せをしていますが、再度管理機で土寄せをしました。


倒伏を抑えるよう鍬でしっかりと根元まで土を寄せます。


これだけでは倒伏は免れません。
所々に支柱を立て、横にテープを張って簡易な支えにします。


横に2本のテープを張りました。
テープに茎の節を掛ければより誘引されやすい。


この後生育が進んだらテープを少し上げます。
このようなウィルス様の症状が見える株が若干気になります。


アブラムシが付いているわけでもなく花も普通に咲いています。少し気をつけて見ていきます。
この後、丈が腰の高さくらいになったところでピンチする予定です。
花の進み具合を見ると5月中から穫れそうな雰囲気ですが、どうでしょう。