里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

原木シイタケの仮伏せをする



原木シイタケの仮伏せをしました。
前日植菌した原木はコモを掛けて一晩置いています。


仮伏せとは温度と湿度を保ちシイタケ菌を伸ばすための作業のことです。
少しだけの原木なので一輪車で運びます。


仮伏せする場所は自宅のすぐ側です。
以前は、家裏の日陰の場所で仮伏せしていました。
この場所はコンクリートたたきになっており、直射が当たるためベストではありません。
ただ、近くに水道があるので管理しやすい。
場合によっては、仮伏せ中に灌水が必要になることもあるのです。
すでに3年ほど同じ場所で行っており問題なさそうです。
一番下には栗の木2本を置き台にしています。


例年、仮伏せ途中に散水することになってしまうことが多く、ここ2年は当初に散水しました。
それで菌の繁殖も悪くなく問題なさそうでした。
今年の原木は例年にも増して明らかに乾きすぎのように見えます。
1列並べたところで軽く散水しました。


これまで全部積み上げてから散水していましたが、下までうまく水が入らなかったような気がします。
今回は1段積むごとに軽く散水してみることにしました。


全て積み上げました。


散水しました。


ここではたと気付きました。昨年は一方向に薪積みにしたことを。
本来、薪積みするのが普通らしい。縦横に積む癖が付いているため失念していました。
いまさらしょうがないのでそのままにします。
このままだと直射をまともに浴びることになるため、対策が不可欠です。
コモを使って周りに覆いをします。


コモは仮伏せが終わればもう使えないため処分しても惜しくない古いものです。
古ビニールで覆いをして終了です。


コモとビニールで温度と湿度が適当に保たれることを期待しています
3、4週間くらい経ったところでシイタケ菌の出具合をチェックします。
さて、上手くいきますか。