里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

山菜

原木シイタケのほだ場を整理し春を待つ

原木シイタケのほだ(榾)場を整理しました。そして、新たに本伏せするスペースも確保しました。 ナラやクヌギの原木にシイタケ菌を植付けたものがほだ(榾)木。そのほだ木からシイタケを発生させるよう置いておく場所がほだ場です。直射日光が入らず、光線…

仮伏せ中のシイタケ原木に散水

シイタケ原木に植菌し、仮伏せしてから20日余りが経過しました。これが仮伏せ中の原木。仮伏せは保温、保湿をして菌を伸ばすために行うものです。2、3週間後に確認して必要があれば散水することになっています。予定より若干間が空きましたがビニールを…

良いタラの芽を採るために周りの篠竹を刈る

タラの芽は「山菜の王様」と言われる代表的な春の山菜です。タラの芽とはタラノキから吹き出してくる新芽のことです。我が家では元々自生していた幾つかのタラノキを年数を掛けて手入れし、増殖させてきました。その結果、この場所には自然に増殖して数十本…

原木シイタケの仮伏せをする

原木シイタケの仮伏せをしました。前日植菌した原木はコモを掛けて一晩置いています。仮伏せとは温度と湿度を保ちシイタケ菌を伸ばすための作業のことです。少しだけの原木なので一輪車で運びます。仮伏せする場所は自宅のすぐ側です。以前は、家裏の日陰の…

原木シイタケの植菌をする

原木シイタケの植菌をしました。 先日切り出した原木のナラの木は、作業場の下屋に搬入しコモを掛けてあります。非常に乾いている状態で伐採したので切り口にはひび割れが見え始めています。シイタケ原木は直径10~15㎝が理想と言います。これで約15㎝…

原木シイタケが厳寒期にしぶとく穫れる

原木シイタケがしぶとく穫れています。11月初めから穫れ始めたいわゆる秋子。一面シイタケと言った状態にはならなかったもののだらだらと長い間穫れ続けています。厳寒期に入りつつあり週1回のペースで見に来ています。これが現在の原木の配置。左手前が…

ウドの大木の片付け

図体ばかり大きくて役立たずのことを揶揄してウドの大木。しかし、ウドにとっては大木になることが何より大事。青々と大きく育つことで根株に養分を蓄え翌年に太い良い芽を出すのです。春に出てきた芽を穫り尽くしたり、青々とした大木を早々に始末したので…

原木シイタケはほどほどの量が穫れ続ける

11月初めから穫れ始めた原木シイタケ。いわゆる秋子はほどほどの量が穫れ続けています。現在の原木の配置はこのようになっています。左手前が今年本伏せした植菌1年目の原木、左奥が植菌2年目の原木。右手前が植菌3年目の原木、右奥が植菌5年目の原木…

原木シイタケ秋子が穫れ始める

原木シイタケが穫れ始めました。いわゆる秋子です。現在の原木の配置はこのようになっています。左手前が今年本伏せした植菌1年目の原木、左奥が植菌2年目の原木。右手前が植菌3年目の原木、右奥が植菌5年目の原木。そして、右外れに少し見えるのが一部…

原木シイタケの本伏せ

今年1月末に植菌し、仮伏せしておいた原木シイタケを本伏せしました。今年は少なく全部で27本ばかりです。当地方も梅雨入りし、湿度が確保できる季節になりました。本伏せする場所は灌水できる環境にないので、やはりこの時期になります。これが植菌した…

ハチクが盛りも今年は裏年か

今、ハチクが盛りになっています。5月20日過ぎから出始めたので、例年より数日から1週間早いでしょうか。しかし、だらだらと発生し、なかなか盛りという感じになりませんでした。出方が疎かった一番の原因は水分不足でしょう。異常乾燥注意報が出ている…

良いタラの芽を採るための管理

山菜の王様と言われる「タラの芽」ですが、良いタラの芽を採るためにはそれなりの管理が必要です。我が家では元々何株か自生していたタラノキを手入れし、年数を掛けて自然に増殖させてきました。タラの芽はタラノキから吹き出す新芽ですから、管理すると言…

再び原木シイタケが穫れてきた

この度の豪雨で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。当地方は大雨とはなりませんでした。我が家の原木シイタケが今頃になって再び穫れてきました。4月には春の原木シイタケ、いわゆる春子が盛んに穫れました。その後、異常乾燥で小さいうちに萎…

今年はタケノコも早い

孟宗竹のタケノコが盛んに採れるようになってきました。今年は4月半ばくらいから採れ始めたので例年より10日は早い。やはり気温が高かったからでしょう。但し、雨が極端に少なく順調に伸び出したとは言えないようです。また、今年は裏年に当たると言う方…

ウルイと山ウドを採る

山菜の一つにウルイと山ウドがあります。但し、これは栽培しているものです。まず、先に採れ始めるのがウルイ。今年は4月20日頃から採り始めました。例年より1週間ほど早い。ウルイは2カ所にあります。ウルイは主に茎、葉柄を食べます。葉が完全に開い…

水辺や湿地の山菜を採る

里山では水辺や湿地にも自然の恵みがあります。まずは野ゼリ。今が旬です。過日記したワサビのある近くには野ゼリの繁殖した所があります。セリは春の七草で正月料理に使われるので冬が旬と思われがちですが、天然の野ゼリは4月から5月にかけて採ります。…

ワサビは僅かに復活の兆し

春の恵みの楽しみの一つがワサビ。正確には、かつて一面に咲く白い花が楽しみだったと言うべきでしょうか。ここは我が家の裏山。大分前に、沢ワサビを移植し畑ワサビにしようとしたのが定着したもの。しかし、僅かに殖えただけに過ぎません。難しいものです…

山菜の王様と山菜の女王

誰が言い出したのかは定かでありませんが、春の山菜の王様と言えばタラの芽。今月半ばから採り始めました。これは自然のタラの芽。このようにすでに採り遅れのものもありました。例年は20日過ぎくらいですから、1週間ほど早まったと思われます。タラの芽…

春の原木シイタケが収穫盛り

春の原木シイタケ、いわゆる春子が収穫の最盛です。10日余り前から続々と穫れるようになりました。水不足は、未だ解消されてはいませんが、穫り頃のシイタケが途絶えることなく出ています。ここまで溜まっていたものが出てきたようです。手前の原木が植菌…

里山の春の恵みはコゴミから

里山の春の恵みと言えば山菜。以前に我が家の春の山菜を整理してみたのでした。今年も続々と採れるようになっています。先陣を切るのはやはりコゴミ。数日前から採れています。思ったほどには早くありません。例年より若干早い程度。ほとんど放任状態のため…

春の原木シイタケが穫れ始める

春の原木シイタケが穫れ始めました。いわゆる春子です。昨年秋から冬にかけだらだらと穫れた原木シイタケ。全般に水不足。特に11月は極端な水不足でした。水を掛けられる環境にないので一面にシイタケと言った状況にはなりませんでした。厳寒期に入ってか…

仮伏せ中のシイタケ原木の管理

シイタケ原木に植菌し、仮伏せしてから20数日経ちます。仮伏せは保温、保湿をして菌を伸ばすために行います。2、3週間後に確認して必要があれば散水することになっています。酷寒中の仮伏せで大雪もあったので、少し長く置いてからの方が良かろうと自己…

原木シイタケの仮伏せ

前日植菌した原木シイタケの仮伏せをしました。仮伏せとは保温、保湿をして菌を伸ばすための作業のことです。植菌した原木にはコモを掛けて置きました。原木は僅かなので一輪車で運びます。仮伏せする場所は自宅のすぐ側です。仮伏せ中に灌水の必要が生じる…

原木シイタケの植菌

原木シイタケの植菌をしました。原木のナラの木は、先日切り出し、作業場の下屋に運び込んでいました。直射に当たらないようコモを掛けていましたが、切り口には僅かにひび割れが見えてきました。種駒はなじみの農業資材店から購入しています。品種は日本農…

今冬は原木シイタケ頑張る

今冬は、厳寒期に原木シイタケが穫れます。11月半ばから纏まって穫れるようになった原木シイタケですが、全般的にはやはり水不足なのでしょう。それでも、現在週1回のペースで穫れるくらいに出ています。手前の原木が、年が明けたので今年植菌3年目、右…

ウドの大木を片付ける

12月に入り、山ウドもすっかり枯れ上がりました。今年は11月の気温が高く、例年より黄葉も枯れ上がりも少し遅くなりました。今年の春も山ウドが沢山穫れ、好物を十分味わったので満足です。これはその時のもの。土を盛って軟化する天然に近い山ウドです…

原木シイタケがジャンボになっていた

先月半ばくらいから纏まって穫れるようになった原木シイタケ。手前の原木が植菌2年目、右奥が植菌4年目、左奥が植菌1年目。異常乾燥で水不足のため一面のシイタケとはなっていません。ここ半月ほどの間に2回ほど雨が降ったので多少は役に立ったのではな…

原木シイタケがようやく纏まって穫れる

原木シイタケが今秋ようやく纏まって穫れるようになってきました。先月末からポツポツ穫れてはいましたが、なかなか続きませんでした。現在も全体に出るまでには至っていません。当地、ここ1ヵ月以上殆ど雨が降っておらず、異常乾燥も甚だしい。手前の原木…

原木シイタケを本伏せする

今年1月末に植菌し、仮伏せしていた原木シイタケを本伏せしました。当地も梅雨入りし、湿度が十分確保できるようになったので本伏せに良い時期です。これが1月末に植菌した後、仮伏せしておいたもの。今年は初めから少し散水し、こもとビニールで覆いまし…

ハチクが盛んに採れる

ハチクが盛んに採れています。5月末からポツポツと出始め、今がほぼピークとなっています。今月の気温が低かったせいか例年より若干遅れ気味でしょうか。普通、単に筍というと孟宗竹のタケノコのことを言っています。しかし、どんな竹にもタケノコはあるわ…